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鶴舞線(つるまいせん)は、愛知県名古屋市西区の上小田井駅から愛知県日進市の赤池駅までを結ぶ、名古屋市営地下鉄の路線〔新修名古屋市史編集委員会 『新修名古屋市史 第7巻』 名古屋市、1998年3月31日。〕。正式名称は名古屋市高速度鉄道第3号線〔。ラインカラーは名鉄線と見分けがつくよう名鉄の色と区別した青()である。 すべての駅でmanaca(2011年2月11日に導入)などの交通系ICカード全国相互利用サービス対応カードが使用できる。 == 概要 == 名古屋鉄道犬山線を経由して岩倉駅、柏森駅、犬山駅まで、名古屋鉄道豊田線・三河線を経由して豊田市駅まで、それぞれ相互直通運転を行っている。高架駅の上小田井駅を出るとすぐ地下に潜り、浅間町駅付近までは愛知県道63号名古屋江南線・名古屋市道江川線の下を通る。江川線には高速道路を地下に通す計画があったため、浄心 - 浅間町間は地下鉄の上層に高速道路を通せるよう、地下10mよりも深い位置に建設された〔 プロジェクト紀行 地下鉄が変えた街 平成24年4月号 池田 誠一(一般社団法人日本電気協会中部支部発行) 〕(高速道路はその後高架線として建設され、2007年に名古屋高速6号清須線として開通した)。浅間町 - 大須観音間は伏見通(国道22号・国道19号)の下を通る。大須観音駅を過ぎて西大須交差点の下から大須通を通り、進路を東向きに変える。荒畑 - 川名間は山王通(名古屋市道山王線)の下を通る。川名駅を過ぎて山中交差点の下からは、進路を南東向きに変え、飯田街道(国道153号)の下を通る。植田駅からは国道から離れ、東向きに進路を変える。終点の赤池駅も地下駅となっている。また、赤池駅と日進工場は名古屋市外の日進市にある。名古屋市営地下鉄で唯一名古屋市外に路線を延ばしている。 沿線には大学が多数立地している(いりなか駅 - 塩釜口駅間に所在する、南山大学、中京大学、名城大学など)。また、直通運転先の名鉄豊田線沿線にも名古屋商科大学、東海学園大学などがあることから、学生の利用が多い(以前はみよし市に愛知大学もあったが、現在は名古屋駅南の「ささしまライブ」地区に移転した)。また、平針駅から市バスに乗り換えた先には愛知県運転免許試験場(通称:平針試験場)がある。 平日朝ラッシュ時は最短4分間隔で運行されており、朝の八事駅→上前津駅間、夜の上前津駅→八事駅間は非常に混雑している。上前津駅 - 御器所駅間は終日にわたり混雑している。丸の内駅から上小田井駅方面は、朝の都心方向と夕方以降の郊外方面は混雑するが、昼間時などは比較的空いている。 名鉄線と相互乗り入れを行う計画が建設当初からあったため、ホームが8両対応であったり、車両が20m車であるなど、余裕を持った構造となっており、名鉄と同じ軌間1067mmの線路とパンタグラフを利用した架空電車線方式を採用している。 鶴舞線には可動式ホーム柵は設置されていない。また、LED式旅客案内装置はすべての駅に設置されており、各種運行情報やニュースなどが表示できる。ただし、上小田井駅は名鉄の管理駅のため、他の駅とは表示方式が異なる。 使用されている接近メロディの曲名は赤池方面が「サンライト」、上小田井方面が「ファンタジー」である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「名古屋市営地下鉄鶴舞線」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Tsurumai Line 」があります。 スポンサード リンク
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