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地島(じのしま)は、玄界灘と響灘の境界部に面する福岡県宗像市の島(有人島)である。 == 地理 == 宗像市本土側の鐘崎漁港から北西に約1.6km、神湊港から北北東に約5kmの場所に位置する。約5km西の海上には大島がある。大島・沖ノ島とともに玄界灘と響灘を分ける島で、島の西側の海が玄界灘、東側の海が響灘である。 面積1.57km²、島の周囲は9.3kmで、北北西から南南東に向かって細長く伸びた形をしている。花崗岩・ひん岩などから成っており、島の多くの部分が原生林に覆われた標高100m台の急峻な山地で、中央部に島の最高峰の遠見山(187m)が、北部には祇園山(142m)が、南東には猿毛山(136m)がある。南岸部の入り江には泊漁港、中西部の入り江には白浜漁港がある。泊漁港の周囲には泊集落、白浜漁港の周囲には豊岡集落がある。本土との間を結ぶ渡船も両漁港に発着する。 人口は171人(2010年国勢調査)〔。 島内では約6,000本のヤブツバキが自生しており、1996年(平成8年)には山地部に遊歩道やツバキ園が整備されたため、 豊岡地区には地島漁村センターという購買店がある。豊岡地区と泊地区の中間部に小学校(宗像市立地島小学校)および幼稚園(玄海ゆりの樹幼稚園地島分園)がある。かつては島内に中学校(玄海町立玄海中学校地島分校)があったが1959年(昭和34年)に閉校となり、以後は本土側にある玄海中学校の通学区となっている。医療機関はない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「地島」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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