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『地平を駈ける獅子を見た』(ちへいをかけるししをみた)は、日本プロ野球のパシフィック・リーグに所属する埼玉西武ライオンズの球団歌である。作詞:阿久悠、作曲:小林亜星、編曲:高田弘、歌:松崎しげる。1979年3月25日にビクター音楽産業(現ビクターエンタテインメント)よりEP盤レコードとしてシングル発売。1989年2月21日にシングルCDとして再発売された。また、松崎しげるのベストアルバム『NEW BEST ONE』にも収録されている。 ==概要== 1979年、西武ライオンズ発足の際に発表された。福岡県から埼玉県にチームが移転し、心機一転を図る意味もあって阿久悠・小林亜星といった豪華な顔ぶれによって曲が作られ、流行歌手である松崎しげるという当時としては異例のボーカル起用を行った。 歌詞には「ミラクル元年」という一節をおりこみ、また印象的に表現される空の青、風の白、地の緑、そして炎の赤は、西武ライオンズのチームカラーを表している。この配色はレオのマークとともに西武グループ全体のシンボルカラーとして活用されている(ライオンズカラー)。 ライオンズが優勝した際には西武百貨店や西友・PePeなど旧セゾングループ各社による優勝記念セールや西武鉄道所沢駅構内などにおいてヘビーローテーションでかけられるのが恒例となっており、毎年のように優勝していた黄金期(1982年~1994年)の時期には頻繁に流れていた。現在は西武ドームでの試合開始前等に場内外で流れる他、5回の攻撃開始時(1コーラス)、ライオンズの得点時(Bメロ以降のみ)や9回裏の攻撃時にビクトリーフラッグを振りながら合唱するなどして使用されている。 廣済堂出版『ホームラン』編集で毎年発売されている「12球団全選手カラー百科名鑑」では、各球団ごとに球団歌を掲載するのが基本であるが、西武に関してはこの曲ではなく1996年に発表された応援歌「吠えろライオンズ」の方を掲載している〔中日ドラゴンズも西武と同様、球団歌「勝利の叫び」や最も著名な応援歌でありラッキーセブン演奏曲である「燃えよドラゴンズ!」ではなく1997年発表の応援歌「嵐の英雄」が掲載されている。〕。 ライオンズが4年ぶりの日本一に輝いた翌日の2008年11月10日、西武百貨店池袋本店にて行われた日本一記念セールのオープニングセレモニーに松崎しげるが登場し、この曲をフルコーラスで生歌唱した。 カップリング(B面)は「Lets Go Lions」で、長戸大幸作曲のインストゥルメンタルの楽曲に「Lions! Lions!」と連呼したり「L! I! O! N! S! Lets Go! Lets Go! Lions!」という雄たけびが入るものだった。これは「TVSライオンズアワー」で1980年代一時期のエンディングテーマソングとして使われた時代があった。また同曲のエンド部を「文化放送ライオンズナイター」で1988年までCM前のジングルとして使用していた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「地平を駈ける獅子を見た」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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