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地果て海尽きるまで[ちはてうみつきるまで]
『地果て海尽きるまで』(ちはてうみつきるまで)は、森村誠一の歴史小説。チンギス・カンを主人公にモンゴル帝国の興隆を描いた作品。映画『蒼き狼_〜地果て海尽きるまで〜』の原作である。 ==創作== 森村は子供の頃から世界最大の帝国を一身で作り上げたチンギスに憧れを感じていた。作家デビューしてからも長年構想を温めており、いつかはチンギスの作品を書く予定だった。 執筆のきっかけは、当時釈放中の角川春樹の依頼である。数十冊の史書を読んで研究したが、特に苦労したのはモンゴル統一時の即位式のシーンである。チンギスは即位式でどういった挨拶をしたのかが史書にも記録が残っていないため、しばらく筆が止まった。そんな中ある夜、夢の中で「遠方を見よ。志を地の果てへ飛ばせ」という言葉が思い浮かび、飛び起きて筆を進めたという。 なお、実際に森村がモンゴルを訪れたのは出版後数年のことである。森村は「時代小説を書くときは現地を訪れない方がいい。でないとがっかりするだけ」と語っている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「地果て海尽きるまで」の詳細全文を読む
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