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地歴 : ウィキペディア日本語版
地理歴史[ちりれきし]
地理歴史(ちりれきし)は、日本学校教育における教科の一つ。地歴(ちれき)と省略して呼ばれることもある。
高等学校に設置されている教科で、小中学校の社会科で取り扱われる内容のうち、地理的分野・歴史的分野に対応する。世界史日本史地理といった科目を取り扱う教科の名称として、この呼称を使用する。
== 科目 ==
地理歴史科の発足以来、学習指導要領では、世界史日本史地理の各分野について、標準単位数2単位の科目と標準単位数4単位の科目の2種類がそれぞれ用意され、地理歴史科は以下の6科目で構成されている。
* 世界史A(標準単位数2単位)
* 世界史B(標準単位数4単位)
* 日本史A(標準単位数2単位)
* 日本史B(標準単位数4単位)
* 地理A(標準単位数2単位)
* 地理B(標準単位数4単位)
原則として、以下の1および2の内容をすべて満たすことが必要である。
# 「世界史A」「世界史B」から1科目を選択必修
# 「日本史A」「日本史B」「地理A」「地理B」から1科目を選択必修
すなわち、世界史は必修で、加えて日本史と地理のどちらか少なくとも1科目を選択履修することになる。なお、地理歴史科に属する各科目の履修学年や履修順序は指定されていない。
多くの学校ではA科目とB科目を一つづつ世界史を含むように教育課程が組まれていることが多い。そしてB科目を入試の選択科目として受験するため重点的に学習を行う。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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