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地獄のロック・ライダー[じごくのろっくらいだー]
『地獄のロック・ライダー』（原題：Bat Out of Hell）は、アメリカ合衆国のロック歌手ミートローフが1977年に発表したスタジオ・アルバム。ストーニー&ミートローフ（Stoney & Meatloaf）名義で発表された『Stoney & Meatloaf』（1971年）以来6年振りの作品で、ソロ名義では初のアルバムである。ロック・オペラの代表的な作品とされており〔"ロック・オペラ"とは何ですか? - CDJournal.comリサーチ - 2013年1月12日閲覧〕、アメリカやイギリス等でロング・ヒットを記録して、2012年現在の累計売り上げは4300万枚〔Rocker Meat Loaf endorses Romney | thetelegraph.com.au - 2013年1月12日閲覧〕。
== 背景 ==
本作で作詞・作曲・アレンジ等を担当したジム・スタインマンは、以前ミートローフが出演したオフ・ブロードウェイ・ミュージカル『モア・ザン・ユー・ディザーヴ』の音楽を担当していた〔Jim Steinman : AllMusic - Biography by Jason Ankeny〕。スタインマンはその後、ピーター・パンを元にしたミュージカル『ネヴァーランド』の音楽を担当し、その時に作られた曲が本作の元になった〔。なお、本作収録曲のうち「地獄のロック・ライダー」「天国への招待」「暴走」は『ネヴァーランド』でも使われている〔Neverland - jimsteinman.com - 2013年1月12日閲覧〕。
本作のプロデューサー選びは難航し、スタインマンは後年「どのプロデューサーの所に行っても『馬鹿げている』『これをレコードにできるわけがない』って言われた」「ルー・リードを手掛けたボブ・エズリンにプロデュースしてほしかったけど、彼の電話番号がわからなかった」と語っている〔Classic Albums Six Hour Interview - jimsteinman.com - 「Q - How important is Todd Rundgren's part in Bat Out Of Hell?」以降を参照〕。最終的にはトッド・ラングレンがプロデュース、エンジニア、ミキシングのいずれも引き受けて〔Meat Loaf - Bat Out Of Hell (CD, Album) at Discogs 〕、ラングレンが率いるユートピアのメンバーもレコーディングに参加した。
本作は、エピック・レコードのA&Rだったが新たに設立したクリーヴランド・インターナショナル・レコードからリリースされた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』
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