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『地球大進化〜46億年・人類への旅』(ちきゅうだいしんか 46おくねん・じんるいへのたび)は、2004年4月から11月にかけてNHKスペシャル枠で放送されたドキュメンタリー番組。全6回。同年12月に番外編が放送された。2005年、フランス・ジュール・ベルヌ映像祭にて、最優秀科学アドベンチャー賞を受賞。 地球の誕生から人類の誕生までを放送した。放送と時期をあわせて同題の図書が出版されており、取材の様子や番組の内容のより細かい説明が掲載されている〔『NHKスペシャル 地球大進化 46億年・人類への旅 1 生命の星 大衝突からの始まり』NHK「地球大進化」プロジェクト編、2004年4月 NHK出版 〕。 == 概要 == 地球を「母なる星」と呼び習わし、極寒の宇宙の中で生命を優しく育んだ希有な惑星とする従来の視点を一転させ、灼熱の地獄から極寒の世界まで環境を激変させつつ生命に試練を与えた厳しい存在、「荒ぶる父」として描く。その中で、生命は試練に立ち向かい、進化してきたと説く。地球の進化史、あるいは生命の進化史として独立した事象ではなく、地球の環境の変化が、生命の進化にどのように影響を与えたか、反対に、生命が地球環境にどのように影響を及ぼしたか、相互の関連も取り混ぜて構成している。 太古の生命について、既に滅んだ過去の物としてではなく、現在の生物の「御先祖様」と呼び習わすのも、従来の生命進化を取り上げた番組とは異なる視点である。現在生きている私たちは、厳しい試練をくぐり抜けてきた御先祖様から、尊い命を賜ったのだとする暗喩も含まれている。 関連書籍では以前の『地球大紀行』の続編、現代版として企画されたとしている。また、企画にあたっては、スノーボールアース仮説の提出がきっかけになったとしている。 出演(ナビゲーター)は山崎努。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「地球大進化〜46億年・人類への旅」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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