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地球脱出ロケット : ウィキペディア日本語版
地球離脱ステージ[ちきゅうりだつすてーじ]

地球離脱ステージ(ちきゅうりだつステージ)はNASAの計画したロケットの段階。アレスVによって打ち上げる上段部分の設計計画であり、コンスティレーション計画の一環としてマーシャル宇宙飛行センターで設計された。地球離脱ステージは液体酸素液体水素J-2Xエンジンによって推進され、飛行方法は1968年から72年にかけてアポロまで運んだサターンVロケットのS-IVBに類似している。月面有人探査のための基本アーキテクチャとして検討されている〔http://www.jaros.or.jp/space%20utilization%20view/h18_chapter2.pdf〕。
== 設計 ==
もともとはスペースシャトルスペースシャトル外部燃料タンクを基礎にしており、地球離脱ステージは2機のJ-2Xエンジンを使う予定であり、アレスVのコアブースターには飛行の最初の8分で5台のSSMEと2台のSSSRBを使う予定であった。
アレスVがデルタIVEELVに使われている5台のRS-68を使う形式に再設計されたため〔SPACE.com - NASA Beefs up Next-Generation Moon Rocket 〕、地球離脱ステージも1機のJ-2Xと一般的な隔壁を使う形に再設計され、現在のデザインとなった。その後下段もRS-68エンジンが6個に変化している。地球離脱ステージはS-IVBの単なる大型化とも見ることができるが、向上した推進剤貯蔵技術と電力用のソーラーパネルやロイタースカート技術によってオンサイトストレージの能力は4日に及んでおり、いくらかS-IVBにできない仕事ができる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「地球離脱ステージ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Earth Departure Stage 」があります。



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