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坂ノ上おじゃる丸(さかのうえおじゃるまる)は、アニメ作品『おじゃる丸』に登場する架空の人物。シリーズにおける主人公である。声優は小西寛子(1 - 3)→西村ちなみ(4 - )が担当。17歳時の声優は小野賢章。 == 人物 == 1000年前のヘイアンチョウからやってきた「やんごとなき雅なお子様」。5歳の妖精貴族の子供。常に平安貴族風の赤い着物と青い烏帽子をかぶっている。おじゃる丸がヘイアンチョウからやってきたということは、カズマとトミー(カズマの祖父)しか知らない秘密。 運動は苦手で、車といった速いものも苦手。理由はヘイアンチョウでは少しの距離でも牛車を使っており、あまり歩いたことがないためである。 溺れたトラウマから水嫌い〔第1期第8話(第8話)「風呂や水はイヤでおじゃる」〕で、風呂も嫌がるため、入浴の際は洗面器を使い入浴する。しかし慣れてきたのか最近の話では嫌がるものの湯舟に浸かっている〔第14期第48話(第1218話)「かぞえうた」〕。 非常に寒がりであり、寒い日には布団から出ずカズマが起こしても起きない。田村愛(カズマの母親、愛ちゃん)に掛け布団を強制的にはがされて起きたと言うほど寒いのが大の苦手である。 現代にタイムスリップするまで歯を磨いたことがなかったが虫歯はなく、愛ちゃんの指導もあり歯はきれいである。 歩くスピードが極端に遅くカメ・トメにも負けるほどであり(厳密にはゴールである電ボがおじゃる丸のゴールが遅いことから心配して動いてしまい、たまたま鉢合わせしたカメ・トメと合流したため、結果的に負けてしまった)、また疲れやすい。 和歌や蹴鞠が趣味。 シャクを自在に扱う。そのシャクはピンク色で、おじゃる丸の意のままに、変幻自在に変化する。先が手に変化しどこまでも伸びていったり、コインマーク・OKの手に変化したり、ラケットのように広がり落ちてくるものを受け止めたり、熊手に変化したり鳴き声を発したりと、シャク自身が意思と命を持っている。また物や人を変身させたり、昼を夜に変える力もある。シャクの力でおじゃる丸自身女の子(おじゃる子)に変身したこともある。月光町ちっちゃいものクラブの会長で、会員ナンバーは1番。ヘイアンチョウで「月光町博物館」を開くために、異次元空間の広がる烏帽子(エボシ)に何でも入れてしまう。また、烏帽子の中に入った人物は、その人物の立場・心境に応じた異次元空間の中へ入っていく〔第1期第2話(第2話)「月からおとうとふってきた」〕。烏帽子の中には屏風・脇息(きょうそく)・台座の「三点セット」が入っており、外出時に出している。 桜の花びらのような眉毛である。自分ではかわいい顔だと思っている。 古語で喋るので一人称は「麿(まろ)」、二人称は「そち」または「そなた」。語頭・語尾に「おじゃ」や「おじゃる」を付ける。少し腹が立った時、「おじゃむー!」と言う。 「まったり」とよく言う。まったりとはくつろいでいる様子を表す。「まったり」をこの意味で使うことは、おじゃる丸より前は稀であった。 まれにカズマと喧嘩するが、すごく仲良し。 性格はのんびり、まったり、わがままで自己中心的。依存心が強く、甘えん坊で少々泣き虫。冷たくされると泣くこともある。食に関してはかなり卑しい。相手に対し(屁)理屈を並べ立て挑発するような言動や、情に訴えて自分の欲求を適えようとするなど狡猾な面もある。目的達成の為には手段を問わず、他人の所有物を勝手に使用したり、損壊する場合もある。 更に上記の様に(屁)理屈とを並べて挑発する際、強調して言い張るも周囲に自分の並べた(屁)理屈が受け容れられず、「違う」と責められて窮地に立たされると態度を一変し、「マロも○○じゃと思っておったのじゃ」と周囲の意見に沿うと言う卑怯な面もある。だが、上記の通り(屁)理屈を述べながらも、子鬼トリオや田村マコトを自分の思い通りに誘導するなど話術に長けている。 コーヒー仮面(おじゃる丸の登場人物一覧#仮面参照)たちに対抗し、「プリン仮面」に扮することがあるが、すべて人任せで自分はぐうたらしている。 これらは世間知らず且つ自己中心的な性格のため、書店で屏風・脇息(きょうそく)・台座の「三点セット」を出して座り読みして他の客や店主を困らせたり、「月光町ソング大会」のステージ裏でキスケが作った歌を、「先に歌った者の勝ち」と盗用して歌ったりとワガママやへ理屈を持ち出し周囲に迷惑を掛けることが多い。 番外編でも性格は基本的にこのままであるが、話によってはしっかりものだったりする〔第14期第54話(第1224話)「おじゃぱぱー」〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「坂ノ上おじゃる丸」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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