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坂上田村麻呂[さかのうえのたむらまろ]
坂上 田村麻呂(さかのうえ の たむらまろ)は、平安時代の武官。名は田村麿とも書く。正三位、大納言兼右近衛大将兵部卿。勲二等。死後従二位を贈られた。 == 生涯 ==
=== 出自 === 天平宝字2年(758年)に坂上苅田麻呂の次男〔『坂上氏系図』〕または三男〔『田邑麻呂伝記』〕として生まれた。田村麻呂は近衛府に勤仕した。 田村麻呂が若年の頃から陸奥国では蝦夷との戦争が激化しており(蝦夷征討)、延暦8年(789年)には紀古佐美の率いる官軍が阿弖流為の率いる蝦夷軍に大敗した。田村麻呂はその次の征討軍の準備に加わり、延暦11年(792年)に大伴弟麻呂を補佐する征東副使に任じられ、翌延暦12年(793年)に軍を進発させた。この戦役については『類聚国史』に「征東副将軍坂上大宿禰田村麿已下蝦夷を征す」とだけあり、田村麻呂は4人の副使(副将軍)の1人ながら中心的な役割を果たしたとされる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「坂上田村麻呂」の詳細全文を読む
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