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坂井音重[さかい おとしげ]
坂井 音重(さかい おとしげ、1939年(昭和14年)11月6日 - )は、シテ方観世流坂井職分家当主の能楽師、重要無形文化財総合指定者(人間国宝と解釈されることもある〔人間国宝・能楽師の坂井音重氏 〕)。社団法人観世会顧問、財団法人観世文庫評議員、坂井音重助成会(白翔会)主宰。 ==概要== 観世宗家一門の重鎮で堅実な芸風で知られた観世流シテ方・坂井音次郎(元・社団法人能楽協会理事長)の嗣子として東京都に生まれる。3歳で初舞台仕舞『老松』(おいまつ)を 演じ、8歳で初シテ能『経正』(つねまさ)を勤める。二十五世観世左近に師事。 慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、活躍の場を日本国内に留めず世界主要都市で演能。特に、FEC民間外交推進協会・日露文化経済委員会委員として日露間の文化交流に尽力。2008年に高村正彦外務大臣より、個人表彰及び銀杯一個を賜る〔坂井音重師に外務大臣個人表彰 〕。2010年12月には、ロシア連邦・ドミートリー・メドヴェージェフ大統領より、ロシア連邦友好勲章を授与される。 1986年白翔會(坂井音重助成会)が発足、以後社団法人能楽協会常務理事、財団法人野村文華財団評議員、社団法人観世会顧問、財団法人観世文庫評議員等を歴任。昭和11年(1936年)に創立された慶應義塾の学生による能楽サークル・慶應観世会の指導も行っている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「坂井音重」の詳細全文を読む
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