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坐剤 : ウィキペディア日本語版
坐剤[ざやく]

座薬・坐剤(ざやく、ざざい、Suppositories)とは、医薬品を基剤に均等に混和して一定の形状に成型して、肛門または膣に適用する半固形の外用剤で、体温により溶けるか、軟化するか、又は分泌液で徐々に溶けるもしくは分散されるものと定義されている。肛門に挿入して用いる医薬品製剤である。
通常、油脂性基剤、親水性基剤を基剤とし、必要ならば乳化剤、懸濁化剤などを加え、これに有効成分を加え、混和して均等にした後、適当な形状に固化・成形する。溶解法、冷圧法、手工法によって調製される。
座剤と書かれることもあるが、「座」の本来の字義は座る場所であり、公式には座る動作を示す「坐」の文字を使うが、常用漢字表に掲載されていないため「座」も広く使われている。一般的には坐薬とも言われる。英単語のSuppositorieは、下に (sup) 置く (positoria) という言葉から来ている。
== 種類 ==

=== 適用部位による分類 ===
; 肛門坐剤
: 痔疾用など局所作用を目的するものと、解熱鎮痛消炎剤のように全身作用を目的とするものがある。形状は、挿入しやすい紡錘形のものが多く、重量1~3g、長さ3~4cmほどである。
; 膣坐剤
: トリコモナスカンジダ症の治療など局所効果を目的とするものと、プロゲステロンなどの経口投与では分解されやすい黄体ホルモン製剤がある。形状は、過去には卵形の大きなものもあったが、現在流通しているものは肛門坐剤と変わらない形状のものが多い。
; 尿道坐剤
: 尿道に使う細い棒状の坐剤があったが現在は流通していない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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