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坤輿万国全図(こんよばんこくぜんず、正字: )とは、かつて作られた世界地図の一種である。「亜細亜」「日本海」「赤道」などヨーロッパの言葉が中国語に翻訳されている。 == 概要 == イタリアの宣教師マテオ・リッチが作成した漢訳版世界地図であり、地球球体説を基にして六枚一組にして、卵型の図形の中心に中国を描き、他に天文図なども含んだ。当時の中国人の世界観に大きな影響を与えた。1602年に北京で刊行され、鎖国時の日本にも輸入され、世界についての知識の典拠となった。 日本では現在、宮城県図書館及び京都大学図書館に数部が保管されており、宮城県図書館ではそのレプリカが常設展にて公開されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「坤輿万国全図」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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