|
城壁(じょうへき、ラテン語 moenia フランス語 muraille、英語 defensive wall) は、城の周囲を囲んで建設された防御壁のことである〔広辞苑【城壁】〕。城郭都市では都市全体を囲い、また境界線(国境)上に建設し、外敵の攻撃から内側を守る。構造材は石材、レンガ、木材、土(版築)など様々なものがある。日本では城(正確には城砦)の石垣・塀を指すことも多い。 ==世界の城壁== ===日本=== File:Kumamoto_Castle_02n3200.jpg|熊本城の石垣 File:ShuriCastle2.jpg|首里城の石垣 日本の古代の都市(都城)では周囲を壁(羅城)で囲み、4方に門がつくられた。内部の治安を守るために、夕刻になると門の扉を閉じ、翌朝まで外部のものが入れなくした。日本の武士の城は、最初簡単な土塁、板塀、築地塀を用いていたものが多かったが、戦国時代になると、次第に築城のための技術も競われ、次第に強固で背の高い石垣が作られるようになり、「武者返し」という、裾が広く上にゆくにしたがい傾斜がきつくなるもので登ることが極めて困難で、防御力の非常に高い石垣がつくられるようになった。熊本城や江戸城の石垣はきわめて巨大なものとなっている。 萩城、熊本城などでは、石垣の上に木造の城がせり出すように建てられており、いざ敵が石垣を登ろうとすると、下方にひらいた戸をあけ、そこから石や湯 等々等々を落として攻撃するということも行われた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「城壁」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|