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堀内 康雄(ほりうち やすお、1965年3月7日 - )は、日本のバリトン歌手。 == 経歴 == 東京都出身。國學院大學久我山高等学校、慶應義塾大学法学部政治学科卒業。味の素株式会社に3年間勤務の後、1991年ミラノ・ヴェルディ国立音楽院へ留学。 トゥールーズ、ビニャス、ビルバオ、ヴェルディなど多数の国際声楽コンクールで、優勝および入賞歴がある。 1992年から活動を始め、ミラノ・イタリア放送交響楽団(現イタリア国立放送交響楽団)、バルセロナ・リセウ大劇場、スペイン放送交響楽団、パルマ王立劇場、ボローニャ市立劇場管弦楽団、スウェーデン・マルメ歌劇場、アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団などの演奏会に出演。 1994年ヴェネツィア・フェニーチェ劇場「ラ・ボエーム」ショナール役で海外オペラ・デビュー。翌年、ローマ歌劇場「マクベス」のマクベス役に抜擢される。以後、ローマ歌劇場、 アテネ国立劇場、フェニーチェ劇場の「リゴレット」リゴレット役、ビルバオ・オペラ「真珠採り」ズルガ役、ブッセート・ヴェルディ没後100年記念「ナブッコ」ナブッコ役、ハンガリー国立歌劇場「マクベス」マクベス役、 カリアリ歌劇場「イル・トロヴァトーレ」ルーナ伯爵役、「オテロ」イアーゴ役、リスボン・サン・カルロス国立劇場「ナヴァラの娘」レミージョ役、マルタ共和国での「アイーダ」アモナズロ役、トリエステ・ヴェルディ劇場「フランチェスカ・ダ・リミニ」ジャンチョット役、ダブリン国立コンサートホール「イル・トロヴァトーレ」ルーナ伯爵役など、欧州のオペラ公演に出演。 日本では 1997年藤原歌劇団の「椿姫」ジェルモン役で中央楽壇にデビュー以来、同団「マクベス」「リゴレット」のタイトルロール、「アドリアーナ・ルクヴルール」ミショネ役、「ラ・ジョコンダ」バルナバ役、新国立劇場「アイーダ」アモナズロ役、「仮面舞踏会」レナート役、「イル・トロヴァトーレ」ルーナ伯爵役、「ドン・カルロ」ロドリーゴ役、びわ湖ホール「アッティラ」エツィオ役、「シチリアの夕べの祈り」モンフォルテ役、「スティッフェリオ」スタンカー役、「コジ・ファン・トゥッテ」グリエルモ役、大阪国際フェスティバル「ラ・ボエーム」マルチェッロ役、愛知県芸術劇場「ファルスタッフ」フォード役、錦織健プロデュース・オペラ「セビリアの理髪師」フィガロ役、いずみホール「シモン・ボッカネグラ」のタイトルロールなどに出演。 東京フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会や、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団の演奏会(文化庁舞台芸術国際フェスティヴァル)、東京文化会館50周年記念ガラ、NHKニューイヤーオペラコンサート、読響シンフォニックライブなどに出演。 2011年 第80回日本音楽コンクール審査員。昭和音楽大学マスタークラス講師。 2014年 第50回日伊声楽コンコルソ審査員。 第2回五島記念文化財団オペラ新人賞、第25回ジロー・オペラ賞を受賞。 フリーランスの歌手活動実績で、イタリア共和国永久滞在許可証(EC長期滞在許可証包括)を取得している〔 ARTLET 35 (慶應義塾大学 アート・センター刊行) 〕。 2012年- 武蔵野音楽大学教授。。 2014年-2015年 日本オペラ振興会オペラ歌手育成部部長。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「堀内康雄」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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