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株式会社堀場製作所(ほりばせいさくしょ 英名:HORIBA, Ltd.)は、京都府京都市南区に本社を置く独立系の分析・計測機器大手。設立以来、分析・計測機器の総合メーカーとして、多彩な製品を世界各国に送りだしてきた。その分野は、自動車や半導体産業をはじめ新素材、エネルギー、鉄鋼、食品、バイオ、化学等々多岐にわたる。最近では、地球温暖化ガス分析装置や酸性雨測定装置など、環境保全に貢献する製品も、多数活躍している。 M&Aを積極的に行い企業価値向上に努めている。社是は「おもしろおかしく」。エンジン排ガス測定・分析装置分野で80%の世界トップシェアを握る。 2002年(平成14年)まで日立製作所が第一位の大株主であった為、日立製作所の関係が強く販路や社内習慣に影響がある。 == 沿革 == * 1945年(昭和20年)10月 - 堀場雅夫が京都市下京区で「堀場無線研究所」を創業。 * 1950年(昭和25年)3月 - 国産初のガラス電極式pHメーターを完成。 * 1953年(昭和28年)1月 - 株式会社堀場製作所を設立。 * 1959年(昭和34年)11月 - 日立製作所と業務及び技術提携。 * 1964年(昭和39年) - 医用呼気ガス分析計を応用し、自動車排気ガス測定装置を完成。 * 1971年(昭和46年)3月 - 大証第二部、京証上場。 * 1972年(昭和47年) - 米国、ヨーロッパに子会社設立。 * 1982年(昭和57年)9月 - 東証・大証第一部上場。 * 1992年(平成4年)1月 - 堀場厚、代表取締役社長に就任。 * 1993年(平成5年)10月 - ISO-9001認証取得。 * 1996年(平成8年)6月 - 血液分析装置メーカーABX社(現ホリバABX社)買収。 * 1997年(平成9年)3月 - 新本社ビル完成。 * 1997年(平成9年)9月 - 分光器メーカーインスツルメンツ社(現ホリバジョバンイボン社)買収。 * 1998年(平成10年)8月 - 分光分析機器の輸入販売商社、愛宕物産を買収し合併。 * 2000年(平成12年)3月 - サービス部門を分社独立 株式会社 堀場テクノサービス設立。 * 2002年(平成14年)7月 - 中国上海に100%出資の現地子会社設立。 * 2004年(平成16年)5月 - 計測技術発展を目的に社外対象の研究奨励賞「堀場雅夫賞」を創設。 * 2005年(平成17年)9月 - ドイツの自動車試験装置メーカー シェンク社事業買収。 * 2015年(平成27年)7月 - 英国の子会社を通じ、車両開発エンジニアリングや試験設備の提供を行う英MIRA社事業買収。 * 2015年(平成27年)9月 - フォルクスワーゲンの排出ガス規制不正問題を発見した研究所が使用したポータブル測定機が堀場製作所が製造した製品である事が報道されて一時的に株価が上昇した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「堀場製作所」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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