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堀本裕樹 : ウィキペディア日本語版
堀本裕樹[ほりもと ゆうき]
堀本 裕樹(ほりもと ゆうき、1974年8月12日 - )は、日本の俳人文筆家。所属事務所はアドライフ。和歌山県出身。尾道大学日本文学科非常勤講師、実践女子学園生涯学習センター講師、杉並区立角川庭園・すぎなみ詩歌館講師、俳人協会会員。國學院大学卒業。上野一孝代表の俳誌「梓」同人。
== 経歴 ==
大学在学中に、國學院俳句(師範・鎌田東二)に入会。19歳から作句を始める。出版社勤務、コピーライターを経て角川春樹が主宰する俳句結社「河」に参加。3年間編集長を務めた後、2010年に独立。創作の傍らビジネスマンを対象とした句会の開催、尾道大学で句会を中心としたユニークな授業を行うなど、老若男女幅広い層へ俳句の楽しさを伝えるために活動している。
荻窪で「いるか句会」、二子玉川で「たんぽぽ句会」という2つの句会を毎月開催。どちらも初心者を歓迎し、参加者の年齢は30 - 40代が中心となっている。親子で参加できる句会(おひさま句会)も不定期に開催、東京都江東区の小学校を訪問して俳句の授業を行うなど子供への俳句啓蒙にも注力している。
Barやイベントスペースを舞台に、ゲストを招いて行う句会ライブ「HaikuBar」も人気のイベント。毎回季語にちなんだオリジナルカクテルを販売し、俳句は作らず見学だけの参加もOKとするなど、お酒を飲みながら気軽に句会を楽しめる場を目指している。
千野帽子との俳句ユニット「千堀」として日経ビジネスAssocié(アソシエ)にコラム連載(2012年9月号にて連載終了)。同じくNBonline(日経ビジネス オンライン)投句コーナー「飛び込め!かわずくん」〔NBonline(日経ビジネス オンライン) 〕の執筆・選句を担当。千野プロデュースの渋谷UPLINK公開句会「東京マッハ」に長嶋有米光一成とともに参加。
2012年3月30日に初の著書となる「十七音の海 俳句という詩にめぐり逢う」(カンゼン)が出版。本書の帯文を俳人の池田澄子、芸人のピース又吉直樹、小説家の長嶋有が執筆した。
すばる』2012年10月号よりピース・又吉直樹とのコラム連載「ササる俳句 笑う俳句」がスタート。2015年5月26日に連載をまとめた共著「芸人と俳人」(集英社)出版。同じく又吉直樹とメールマガジン「夜の秘密結社」をスタート。
2012年9月15日に北斗賞受賞作を収録した第一句集「熊野曼陀羅」(文學の森)出版、第36回俳人協会新人賞を受賞。
2012年10月5日発行のジョジョの奇妙な冒険連載25周年記念ムック『JOJOmenon』にて東京マッハメンバー(千野帽子・長嶋有・米光一成)、柴崎友香と特集“ジョジョ句会開きました”に参加。
中上健次宮本輝を敬愛しており『中上健次集 九 宇津保物語、重力の都、他八篇収録』(インスクリプト)に「大斎原という空洞」を寄稿、『本の雑誌』2013年6月発売号に宮本輝著作10冊に関する書評を執筆、2015年7月17日発売の宮本輝著『水のかたち』文庫版(集英社文庫)の解説を執筆するなど、文筆家としても活動している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「堀本裕樹」の詳細全文を読む



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