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堅パン[かたぱん]
堅パン(かたパン、)は、保存食の一種。堅パンの亜流である乾パンと比べ、非常に堅いのが特徴。別名ハード・タック()と言い、南北戦争時に米兵の間ではアイアンプレート(鉄みたいに堅い)と蔑称された。 == 歴史 == 堅パンの歴史は古いが、何時生まれたのかは定かではない。軍隊では携行食糧として重宝された。 日本には幕末の西洋兵学と共にもたらされ、江川英龍らが中心となって普及に努めた。江川はこの功績によりパン業界より「パン祖」と称えられている。 戊辰戦争では携帯食料の一つに加えられ、箱館では製造工房が設けられた。その後は廃れた。 大正末期、官営八幡製鐵所の職員の体力消耗が激しく、一般のパンでは栄養が足りないためカロリー補給食として普及した。当初は製鐵関係の店で売られているだけであったが、後に一般販売されるようになり、子供の顎の発育に良いという意見もあって、北九州市の名物となった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「堅パン」の詳細全文を読む
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