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報道倫理[ほうどうりんり]
報道倫理(ほうどうりんり)あるいはジャーナリズム倫理は、報道の組織・活動に関する倫理的規範である。 == 概説 == 報道の自由、言論の自由を含む、政府からの表現の自由は民主主義の基本原則の一つであり〔蒲島・竹下・芹川 p58〕、近代憲法の中で共通の権利として保障されている〔松井 p4〕〔フランス人権宣言11 条、アメリカ合衆国憲法修正第1条、日本国憲法第21条(英訳は「press」だが、日本語文では「出版」)、ドイツ基本法5条にプレスの自由に関する規定がある〕。 このように民主主義国では、政府の干渉からプレスの自由は強く守られているが、記事を入手するために記者がやってよいことには道義的制約が課せられている。プレスの自由の原則から、表現や報道の規制はできる限り法律ではなく、ジャーナリストが自主的に決めた倫理基準によって行われるべきだと考えられている〔クロネンウェッター p14〕。また、ジャーナリズムの主要な役割に「権力の監視」があり、監視の対象である国家権力にルールの制定・運用を委ねることは不適切でもある〔大石 2004 p172〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「報道倫理」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Journalism ethics and standards 」があります。
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