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塔の家[とうのいえ]
塔の家(とうのいえ)は建築家、東孝光の初期の代表的住宅建築。打放しコンクリート、狭小住宅の先駆けで建築史に残る作品で、2003年にはDOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築に選ばれた。これら一連の都市型住宅群を対象として、東は1995年に日本建築学会賞を受賞した。 == 概要 == 1966年(昭和41年)竣工、東京渋谷区神宮前に建てられた東孝光の自宅(兼事務所)で、出世作である。狭小住宅としておそらく最も有名な作品。都心のわずか6坪弱(20m2=平方メートル)という狭い敷地に、地上5階・地下1階を搭状に積み立てた鉄筋コンクリート構造。玄関を除けば、トイレも浴室も含め扉が一切なく、間仕切りもない。吹き抜けで開放的な空間設計が狭さを感じさせず、都心に住む醍醐味を満足させ、東の師坂倉準三の師であったル・コルビュジエの主張する「新しい建築の5つの要点(ピロティ、屋上庭園、自由な平面、水平連続窓、自由な立面)(近代建築の五原則)を踏まえている、と言える。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「塔の家」の詳細全文を読む
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