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塙英夫 : ウィキペディア日本語版
塙英夫[はなわ ひでお]
塙 英夫(はなわ ひでお、1912年10月25日 - 1988年)は、日本作家左翼活動家
東京生まれ。本名・正。千葉県立匝嵯中学校を経て第一高等学校に進学するが、伊藤律らと非合法政治活動に加わり、1931年、校友会雑誌に発表したものが問題となり検挙され中退。満州で農村工作に当たる。1941年、「アルカリ地帯」が『中央公論』懸賞小説に当選し掲載、検挙され奉天の監獄に入る。敗戦後、引き揚げの手助けをして1947年帰国。1953年、引き揚げの経験を描いた『背教徒』で芥川賞候補、同年「すべて世はこともなし」で再度候補。日本教職員組合関係の仕事に就いて翻訳を行った。
==著書==

*背教徒 筑摩書房 1953
*自由の樹 1956 (河出新書)
*みとせの春 (鳥影社文庫) 1989
*野川隆今村栄治・塙英夫作品集 ゆまに書房 2001.9 (日本植民地文学精選集 22(満洲編 8))

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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