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塚崎古墳群(つかざきこふんぐん)は鹿児島県肝属郡肝付町野崎塚崎にある古墳群。国の史跡。 == 概要 == 現在確認されている古墳は前方後円墳4基、円墳39基の43基〔古墳の数については、『図説日本の史跡』のほか、「塚崎古墳群」 (鹿児島県上野原縄文の森サイト)、鹿児島県サイト による。前方後円墳5基、円墳39基、計44基とする資料もある(肝付町観光協会サイト など)〕で、他に地下式横穴墓十数基〔地下横穴墓の数は、参照資料によって数字が異なる。〕が確認されている。 最大の古墳は前方後円墳の花牟礼古墳(40号墳)〔この古墳を「39号墳」とする資料もある。〕で、全長66.5メートル、後円部径33メートル、前方部幅26、前方部長32メートルである〔「塚崎古墳群」 (鹿児島県上野原縄文の森サイト)〕。 編年的には古墳時代中・後期の古墳と考えられており、近隣にある唐仁古墳群や横瀬古墳と関連の深い古墳群と思われる。畿内型の古墳群としては日本最南端に位置するものである〔『図説日本の史跡 3 原始3』、p.274〕。 古墳群内には「肝付町立歴史民俗資料館」があり、古墳からの出土物が展示されている。 またここの1号墳には「塚崎の大クス」と呼ばれる推定樹齢1300年、鹿児島県内ではでは「蒲生のクス」(姶良市、国の特別天然記念物)「志布志の大クス」(志布志市、国の天然記念物)に次いで3番目の巨大楠が生えており、国の天然記念物となっている〔肝付町観光協会ウェブサイトでは、鹿児島県南九州市の「川辺の大クス」(もと国の天然記念物、落雷による樹勢衰退により指定解除され、1956年(昭和31年)鹿児島県指定天然記念物に指定)に次ぐ第4位の木としている。〕〔塚崎の大楠 肝付町観光協会公式サイト、2014年4月26日閲覧。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「塚崎古墳群」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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