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塩化リゾチーム : ウィキペディア日本語版
リゾチーム

リゾチーム(Lysozyme,EC 3.2.1.17)とは、真正細菌細胞壁を構成する多糖類加水分解する酵素である。この作用があたかも細菌を溶かしているように見えることから溶菌酵素とも呼ばれる。ヒトの場合涙や鼻汁、母乳などに含まれている。工業的には卵白から抽出したリゾチームが食品医薬品に応用されている。この酵素は1922年アレクサンダー・フレミング(ペニシリンの発見でノーベル医学生理学賞を受賞した著明な細菌学者、Alexander Fleming)によって発見され、溶菌をあらわすlysisと、酵素をあらわすenzymeからLysozymeと命名された。
== 性状 ==

* 分子量:14,307
* 等電点:11.1~11.35
* 至適pH:5付近(溶菌法では7付近)
* 至適温度:50℃
;一次構造
ニワトリ卵白リゾチームは129個(ヒトリゾチームは130個)のアミノ酸残基により構成される。酸性アミノ酸(Asp7、Glu2)に対して塩基性アミノ酸(Arg11、Lys6)の数が多いことと分子量の割にS-S結合が多いことが特徴である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「リゾチーム」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Lysozyme 」があります。



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