翻訳と辞書 |
塩基性炭酸銅[えんきせいたんさんどう]
塩基性炭酸銅()とは炭酸銅(II)(CuCO3)の水和物である。化学式はCuCO3・Cu(OH)2・H2Oで表される。化学名は塩基性炭酸銅(II)-水和物、炭酸水酸化銅(II)-水和物、塩基性炭酸銅(II)、水酸化炭酸銅などである。 湿った条件下で酸素、二酸化炭素および水分が銅と反応することにより生成する結晶性の錆である。 2Cu + O2 + CO2 + H2O → CuCO3・Cu(OH)2 銅の錆(銅塩)である緑青の成分の一つであり、自然には孔雀石(マラカイト)(Cu2(OH)2CO3)や藍銅鉱(アズライト)(Cu3(OH)2(CO3)2)に含まれる。 CAS番号は12069-69-1で毒物及び劇物取締法では劇物に指定されている。直接触らない、吸入・経口を避けるよう注意が喚起されている。水生生物に対しては毒性が強く、輸送上は毒物に区分されている〔昭和化学株式会社 「化学物質等安全データシート 塩基性炭酸銅」 〕。 == 脚注 ==
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「塩基性炭酸銅」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|