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墨攻[ぼくこう]
『墨攻』(ぼくこう/ぼっこう)は、戦国時代の中国を舞台とした酒見賢一の歴史小説。また、それを原作とした森秀樹の歴史漫画およびそれらを原作とした日中韓合作の映画作品。 なお、「墨攻」という単語は、酒見が「墨守」という言葉を転じた造語である。 == あらすじ == 兼愛・非攻などの思想を説き、墨子が築いた墨家であるが、鉅子(きょし)の尊称で呼ばれた指導者も、3代目・田襄子の代となると徐々にその体質を変え腐敗し、権力と結びつく道をとろうとしていた。 そんな中、大本である墨子の思想を貫こうとする革離は、趙軍に攻められている、趙・ 燕両国に挟まれた小国の梁城城主・梁溪からの依頼により、田鉅子の命に背いて単身梁城に乗り込み、趙の大軍を相手に梁城を守ることとなる。 墨家の協力が得られないまま、革離はたった一人で梁城の民をまとめあげ、巷淹中将軍率いる趙軍を相手に奮戦する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「墨攻」の詳細全文を読む
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