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檀君朝鮮[だんくんちょうせん]
檀君朝鮮(だんくんちょうせん)は、檀君王倹が紀元前2333年に開いたとされたという国の名前。朝鮮半島ではこの年を起点とする記述から計算して檀君の即位した年を紀元前2333年とし、これを元年とする檀君紀元(檀紀)を定め、1961年まで公的に西暦と併用していた。一部では現在も使用されている。 == 内容 == 高麗時代の一然著『三国遺事』(1280年代成立)に魏書からの引用と見られるのが文献上の初出である。『東國通鑑』(1485年)にも類似の説話が載っている。陳寿の『三国志』や魏収の『北魏書』など、現存する魏書には該当する記述がない。また『三国遺事』以前の古書・古記録によっても実在を立証できないため、檀君神話を自国の民族主義史観の拠り所としている韓国・北朝鮮を除いては信頼性や価値がある文献であるとされていない。なお、偽書とされる『桓檀古記』、『揆園史話』には『三国遺事』とは異なる記述がなされている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「檀君朝鮮」の詳細全文を読む
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