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変動相場制度 : ウィキペディア日本語版
変動相場制[へんどうそうばせい]

変動相場制(へんどうそうばせい、''floating exchange rate system'')とは、為替レート外国為替市場における外貨の需要と供給の関係に任せて自由に決める制度である〔高橋洋一 『高橋教授の経済超入門』 アスペクト、2011年、43頁。〕。フロートあるいはフロート制とも呼ぶ〔。オンライン化された国際証券集中保管機関により運用される。
== 解説 ==
1944年から続いた固定相場制度の時代をブレトンウッズ体制という〔。1971年8月15日米国ニクソン大統領は自国のドル流失を防ぐため、ドルと金の交換停止を発表した(ニクソン・ショック)〔。それを受け、1971年12月通貨の多国間調整(1オンス=35ドル→38ドル、1ドル=360円→308円にドル切り下げ、円切り上げ)と固定相場制の維持が行われた。しかしこのスミソニアン体制は長続きしなかった。1973年に先進各国は相次いで変動相場制に切り替えた〔。
変動相場制は1976年1月ジャマイカキングストンで開催されたIMF暫定委員会で承認された。これをキングストン体制という。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「変動相場制」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Floating exchange rate 」があります。



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