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変身ベルト(へんしんベルト)は # 仮面ライダーシリーズなどの特撮作品に登場する、ヒーローに変身するためのベルト。 # 1.を模した、なりきり玩具の名称。 本項目では仮面ライダーシリーズを中心に2について記述する。 == 玩具 == === 1970年代 === 変身ブームのきっかけとなった1971年の『仮面ライダー』の関連商品の一つとして、タカトクトイスから劇中のヒーロー・仮面ライダーが腰に巻いているベルトを模した玩具が発売された〔。だがタカトク製のベルトは、ギミックのない風車だけが取り付けられている物や、角度によって絵が変わるプレートがはめ込まれている物で、あまり話題にはならなかった。 当時ポピーの取締役を務めていた杉浦幸昌は、子供にタカトク製ベルトを買い与えたが、「テレビと違って光らないし回らないからダメだ」という反応が返ってきた。そこで杉浦は知人の試作屋に頼んでベルトの風車をモーターで回転するように改造してもらうと、杉浦の子は喜び、ベルトを友人に見せて回ったところ、その親たちから杉浦のもとに「そのベルトはどこに行けば買えるのか」という問い合わせの電話がかかってきた〔。 手ごたえを感じた杉浦幸昌は、東映に「光って回るベルト」の商品を1000円で販売したいと相談した〔。この価格は他社製品と競合しないように考慮されたものだったが、東映は当時の玩具としては相当な高額である1500円を主張した〔。設立間もないポピーにとっては賭けのような価格設定だったが、発売された「光る!回る!変身ベルト」は「テレビと同じ」というコンセプトが功を奏しヒット商品となった〔。パッケージに「このベルトはライダーに変身する時に使われている物と同じです」と記された〔。「光る!回る!変身ベルト」は1971年からの約2年で380万個を売り上げた。 以降も仮面ライダーシリーズのベルト玩具は、作品ごとの特徴に合わせてさまざまなギミックを取り入れながら、1975年の『仮面ライダーストロンガー』の「光る回る Sベルト 電光エレクトラー」まで続いた。 同時期放送の『超人バロム・1』、『人造人間キカイダー』、『イナズマン』、『イナズマンF』などの商品も発売されたが変身プロセスが違うために『仮面ライダー』シリーズとはギミックが異なる。とはいえ「光る!回る!変身ベルト」の影響力は大きく、テレビ本編では光りも回りもしない『人造人間キカイダー』のベルトまでがタカトク製玩具では光って回るようになっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「変身ベルト」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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