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夏侯嬰[かこう えい] 夏侯 嬰(かこう えい、? - 紀元前172年)は、秦・前漢時代の中国の武将。劉邦の部将。劉邦と同じく沛県の出身。 ==略伝==
===劉邦を慕う=== 若くして劉邦を慕っていた。間もなく県の厩舎係(馬車の御者)・書記を務めた。 劉邦が挙兵し反秦連合に参加して沛公となると、その功績により太僕に任命され、後に滕公に封じられる。その後、ずっと太僕として劉邦に従軍する。また、一介の下役人だった韓信の器量を見抜き、国士として推挙した一人である。 彭城の戦いで敗北した際に、夏侯嬰は劉邦と劉邦が連れてきた息子の劉盈(のちの恵帝)と娘の魯元公主と共に逃げるが、追っ手に追いつかれると恐怖した劉邦は劉盈と魯元公主を馬車から突き落とす。夏侯嬰は2人を拾い上げたので、劉邦は怒って夏侯嬰を斬ろうとしたが、結局一行は揃って味方陣営へ逃げ帰ることができた。これにより、劉一門からの信任が篤くなった。その功績で昭平侯に封じられた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「夏侯嬰」の詳細全文を読む
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