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夏石 鈴子(なついし すずこ、1963年 - )は、日本の小説家、エッセイスト。仕事を持つ女性、主婦、母親の視点から描いた小説のほか、新明解国語辞典に関するエッセイなどを発表している。 == 略歴 == 東京都出身。1976年、13歳の誕生日に父から新明解国語辞典を贈られる〔角川文庫『新解さんの読み方』p.287〕。1983年上智短期大学英語科卒業後、文藝春秋に入社〔 WEB本の雑誌 作家の読書道第62回 〕。 1992年、月刊誌「文藝春秋」編集部在籍時には、配属後初の編集会議で赤瀬川原平に新明解国語辞典について執筆してもらうという企画を提案、採用される。この企画は文藝春秋1992年7月号に赤瀬川原平の「フシギなフシギな辞書の世界」として実現。〔角川文庫『新解さんの読み方』p.16〕〔赤瀬川の著書『新解さんの謎』(1996年)には文藝春秋社「SM嬢」として登場する〕。 一方、1997年に友人の編集者に請われて季刊文芸誌リトルモア創刊号に短編小説「バイブを買いに」を寄稿し、これにいくつかの作品を加えた短編集『バイブを買いに』が翌1998年にリトル・モア社から出版される。会社員としての仕事をこなしながら、出版社の受付嬢としての体験をもとに『いらっしゃいませ』を、「主婦」という言葉をモチーフに『夏の力道山』を執筆するなど、仕事を持つ女性や母親、主婦の視点からなにげない日常とこころの揺らぎを描く。 また新明解国語辞典に関するエッセイとして、第五版発売後に『新解さんの読み方』(単行本上梓時は鈴木マキコ名義であった。)、第六版発売後に『新解さんリターンズ』を発表している。 2007年には映画監督の荒戸源次郎と結婚。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「夏石鈴子」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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