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外骨格[がいこっかく]
外骨格(がいこっかく)は皮膚骨格とも呼ばれる骨格構造のこと。内骨格の対義語として使われ、皮膚に付属するように形成される骨格を指す。主に節足動物など、無脊椎動物に見られる。また、カメの甲羅のような骨格が露出したものや、魚類や爬虫類の鱗のような骨格ではないものも、内部骨格と対比して外骨格と呼ばれることもある。 == 節足動物における外骨格 == 節足動物門の生物は、ほぼすべてが外骨格を持っている。主に水生動物にとっては水圧の変化に対応することに役立っており、陸上動物にとっては体内の水分を保持することに役立っている。 関節部分は薄く蛇腹様の構造をとる骨格でできている。内骨格生物と比べて動きはギクシャクするものの、内部器官が露出することが無いため、かなり活動的になることができる。 関節付近の骨格の内部には、腱に相当するクチクラ質器官が付着しており、それを骨格筋で引っ張ることによって各部を曲げ伸ばしすることができる。この方法は内骨格生物の方法とほぼ同じであるが、屈筋と伸筋の付着点が遠い内骨格生物のほうが運動性はよい。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「外骨格」の詳細全文を読む
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