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多木化学[たきかがく]
多木化学株式会社(たきかがくかぶしきがいしゃ)は、兵庫県加古川市に本社を持つ、肥料や化学品を製造するメーカーである。 == 会社概要 == 日本で初めて人造肥料を開発した企業。「しき島」「タキポリン」や「マグホス」といった複合肥料製品は、全国の特約販売店を中心に販売されている。園芸や関連する製品を数多く生産している。土壌改良材でも数多くの製品を持つ。肥料分野では国内大手メーカーの1つである。 二本の鍬の柄を重ね合わせたマーク(神代鍬)は同社の登録商標であり、農村部では昔ながらのホーロー看板が店の軒先に取り付けられているところも多い。 戦時中の1944年には、住友化学工業と共に、住友精化の設立に参加したことでも知られる(住友精化の主要工場は同社の本拠地に近い加古郡播磨町や姫路市に現在も存在する)。その他、能登半島において、人造肥料の原料となる燐鉱の採掘を行なっていた時期もあった。 同社の本社が加古川市にあり、隣の姫路市に蔵を構える壺坂酒造に原料である山田錦を同社の肥料(「しき島6号」と「タキポリン」と「マグホス」使用)で育成したことなどの経緯から、同社の登録商標である二本の鍬をあしらった「神代の鍬」という大吟醸酒が発売されている(「神代の鍬」は下記の外部リンクからのみ通販で購入可能)。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「多木化学」の詳細全文を読む
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