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多用途戦闘機 : ウィキペディア日本語版
マルチロール機[まるちろーるき]
マルチロール機とは、戦闘機攻撃機両方の役目を同時に担える軍用航空機マルチローラー戦闘攻撃機)とも言う。従来においては特にマルチロールファイター多用途戦闘機多任務戦闘機)と呼ばれた。
電子戦装備や空中送油装備を搭載できる機体も在る。
== 詳細 ==

=== 戦闘爆撃機の登場 ===

マルチロール機は、第二次世界大戦時に活躍した戦闘爆撃機をルーツとする。この大戦の前期には、多くの航空機のエンジン出力が1000馬力に届かなかったこともあり、空対空戦闘を主任務とする戦闘機、とくに主流であった単発機には大重量の爆弾を搭載して対地攻撃機能を持たせることが困難であった。しかし中期に入るとエンジンの性能が飛躍的に向上し、後期には1500~2000馬力クラスのエンジンはめずらしくなくなるどころか、それ以上の大出力エンジンを備える機体まで出現した。
これまでは、新型機の登場により余剰となった、性能のやや劣る二線級の戦闘機に爆弾及びロケット弾を搭載させて対地攻撃兼用機として運用していた。しかし大出力エンジンの登場によって、戦闘機として第一線級の機能を持ちながらも従来の純攻撃機と同等の対地攻撃機能をも備えたP-47などの戦闘爆撃機が現れた。これらが後世のマルチロール機に繋がっていくことになる。
とはいえ「戦闘爆撃機」を謳う大半の機体は、長らく、実際には空対空性能・対地攻撃機能のどちらもほどほどの中途半端な軍用機に過ぎない時代が続いた。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「マルチロール機」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Multirole combat aircraft 」があります。



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