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多田隈理一郎 : ウィキペディア日本語版
多田隈理一郎[ただくま りいちろう]

多田隈 理一郎(ただくま りいちろう、1976年(昭和51年)9月8日 - )は、日本ロボット工学者東京大学博士(工学)。全方向駆動歯車の発明者で、現在は山形大学准教授(機械システム工学専攻、次世代ロボットデザインセンター)。
ロボットメカニズムテレイグジスタンスバーチャルリアリティ技術を専門とする。博士後期課程ではテレイグジスタンスロボット『テレサフォン』の研究開発に従事し、2005年開催の愛・地球博で出展している。
実弟の多田隈建二郎もロボット工学者で、全方向移動機構や全方向駆動機構、ロボットの要素技術などを兄弟で開発研究しており、『日本ロボット界のライト兄弟』と紹介されることもある。
== 来歴・人物 ==

=== 幼少期から東工大広瀬研究室時代 ===
小学校1年生のときに、『ロボット大集合』という学習漫画を読み、ロボット研究者を志す。中学は鹿児島県のラ・サール中学に進学。ラ・サール高校時代はバスケットボール部で県大会優勝を経験している。1996年には東京工業大学へ進学、4類から機械宇宙学科に進む。
学部・修士課程と広瀬米田研究室に在籍する。この間、1999年10月にオランダアムステルダム市で開催された国際宇宙航行連盟総会へ、宇宙開発事業団派遣学生として参加する。会場では向井千秋と話す機会に恵まれる〔。学部の卒業研究では自律集散型ロボットに取り組む。
修士課程では全方向移動車両の研究開発を行うとともに、研究室のその他の開発にも関与する。その後、東京大学の博士課程に進学するが、入れ替わりで実弟の多田隈建二郎が広瀬研究室に入っており、『Vmax-Callier』の研究は建二郎が引き継いでいる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「多田隈理一郎」の詳細全文を読む



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