翻訳と辞書
Words near each other
・ 多発腺炎
・ 多発血管炎性肉芽腫症
・ 多発関節炎
・ 多発関節痛
・ 多発骨折
・ 多発骨髄腫
・ 多目
・ 多目に
・ 多目元忠
・ 多目的
多目的インターネットメール拡張
・ 多目的クレーン
・ 多目的ダム
・ 多目的ホール
・ 多目的商業施設
・ 多目的実験モジュール
・ 多目的対戦車榴弾
・ 多目的戦闘艦180
・ 多目的補給モジュール
・ 多目的貨物船


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

多目的インターネットメール拡張 : ウィキペディア日本語版
Multipurpose Internet Mail Extensions[まいむ]
多目的インターネットメール拡張)は、規格上US-ASCIIテキストしか使用できないインターネット電子メールでさまざまなフォーマット(書式)を扱えるようにする規格である。通常はMIME(マイム)と略される。RFC 2045、RFC 2046、RFC 2047、RFC 4288、RFC 4289〔旧RFC 2048。〕、RFC 2049 で規定されている。
== 概要 ==
インターネットでメールの書式を定めている RFC 5322 (旧 RFC 822、RFC 2822)では、英数字といくつかの記号を7 ビットで表現する「US-ASCII」と呼ばれる文字コードを利用し、1行あたり1000 バイト(改行を含む)のテキストデータしか許していない。そのため、規格に不適合になるような長い行、US-ASCIIだけで表現できない文字や、バイナリデータ画像音声などの非文字データを利用することができなかった。
MIMEはこれらのデータを取り扱うために新しくいくつかのヘッダを定義し、かつUS-ASCII上でさまざまなデータタイプを表現するための符号化方式を規定している。
RFC 5322 (旧 RFC 822、RFC 2822)では1 通のメールで1つの本文しか扱うことができないが、MIMEでは本文を分割して複数のコンテンツを扱うことができるようにした。これをマルチパートと呼ぶ。MIMEヘッダには、MIMEメッセージヘッダとMIMEパートヘッダの二つがある。MIMEメッセージヘッダはメッセージ全体に適用され、MIMEパートヘッダはマルチパートメッセージの各部分に適用される。マルチパートにより、1つのメールに複数の種類のファイルを扱うことができるようになった。
また、HTTPにおけるデータの伝送に関しても、MIMEの枠組みが援用されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「Multipurpose Internet Mail Extensions」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 MIME 」があります。



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.