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多目的実験モジュール : ウィキペディア日本語版
多目的実験モジュール[たもくてきじっけんもじゅーる]

多目的実験モジュール(Multipurpose Laboratory Module, MLM)は、ロシア連邦宇宙局の資金で建造し、国際宇宙ステーション(International Space Station, ISS)に結合される予定の実験施設である。愛称はナウカ( - Nauka)で、ロシア語科学を意味する。ISSの初期の計画では、「ドッキング・保管区画」(Docking and Stowage Module: DSM)として使用される予定であった。DSMは後に「ドッキング・貨物区画」(Docking and Cargo Module: DCM)と名を改めて再び計画に上っていたが、結合場所をザーリャに変更し、ミニ・リサーチ・モジュール1となった。MLMは、建造が中止されたユニバーサルドッキング区画(Universal Docking Module: UDM)(と、2機のロシア研究モジュール)にかわってズヴェズダ区画と結合することになった。
==初期計画==
1990年代、ISSにおけるロシアの担当区画の計画にはザーリャ(Заря́ - Zarya。『基本機能モジュール(FGB)』とも呼ばれる)とズヴェズダ(Звезда - Zvezda)モジュールに接続するいくつかのロシア研究モジュールが含まれていたが、2000年代初頭に計画が変更された。2004年8月、多目的実験モジュールは、クルニチェフ国家研究生産宇宙センター(Khrunichev)が開発し、90年代の終わりに70%ほどが作られたところで製造が中止されていた「基本機能モジュール2(Functional Cargo Block, FGB-2)」を改造して作ることが決定された。FGB-2は当初はザーリャのバックアップを目的として設計され、1997年初頭にユニバーサルドッキング区画(UDM)として使う事が検討されていたものであった。
またRKK エネルギア(露)とスペース・ハブ社(米)が共同出資で製造することを提案したが却下された商業用のエンタープライズ区画(Commercial Enterprise Module)を基にしたMLMの代替案もあったが、採用されなかった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「多目的実験モジュール」の詳細全文を読む



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