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多羅菩薩(たらぼさつ、梵名:Tārā )は、観音菩薩の目から発せられる聖なる光から生まれた16歳の少女の姿の菩薩。多羅仏母、救度仏母とも言われ、手に青い蓮の花を持つ。 日本では密教五仏の影響を受け、白多羅(白ターラー菩薩)、緑多羅(緑ターラー菩薩)、黄多羅(黄ターラー菩薩)、赤多羅(赤ターラー菩薩)、青多羅(青ターラー菩薩)などとも呼ばれている。 == 概要 == === 誕生 === この菩薩は、観音菩薩が「自分がいくら修行しても、衆生は苦しみから逃れられない」と悲しんで流した二粒の涙から生まれた。右目の涙からは白ターラーが、左目の涙からは緑ターラーが生まれた。 彼女たちは「衆生の済度を助ける」と発願し、菩薩は悲しみを克服したという〔アジアの仏像と宝具がわかる本(田村雄、アルマット・国際語学社)p72,73を参照 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「多羅菩薩」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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