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祭壇画(さいだんが)またはアルターピース(altarpiece)は、教会の祭壇飾りのこと。具体的には、宗教的題材を描いた絵もしくはレリーフを、教会の祭壇背後の枠の中に取り付ける。祭壇画はしばしば2つないしそれ以上の分かれたパネルから成り、パネルは板絵(''en'')の技法で作られる。パネルが2つなら二連祭壇画 、3つなら三連祭壇画、それ以上なら多翼祭壇画と呼ばれる。彫刻群を祭壇の上に置くこともあるし、場合によっては、祭壇そのものを指すこともある。 もし祭壇が聖歌隊席と区切られていなければ、祭壇画の表裏に絵を描くこともできる。内陣障壁、背障も一般に飾られる。 有名な例としては、 *ヴェネツィア、サン・マルコ寺院にあるビザンティン美術のパラ・ドーロ *フーベルト・ファン・エイク、ヤン・ファン・エイク兄弟の『ヘントの祭壇画』 *ゴシック期のファイト・シュトースの祭壇画 *マティアス・グリューネヴァルトの『イーゼンハイム祭壇画』 などがある。 なお、祭壇の前を飾るものはアンテペンディウムという。 ==二連祭壇画== 二連祭壇画(にれんさいだんが、英語:Diptych)は、2枚のパネルでできた祭壇画。二連祭壇画の中には、たとえばウィルトンの二連祭壇画(ウィルトン・ディプティク)のように、小さくて、持ち運びできるものもある。 なお、Diptychには別の意味もある。(ディプティクを参照) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「祭壇画」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Altarpiece 」があります。 スポンサード リンク
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