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多賀SLパーク[たがえすえるぱーく]
多賀SLパーク(たがSLパーク)は、かつて滋賀県犬上郡多賀町敏満寺にあったSLホテルである。 == 概要 == 当時の全国的なSLホテル開業ブームに乗り、多賀ハイウェイパークレストランの宿泊施設として1976年(昭和51年)11月3日に開業。近江鉄道多賀線多賀大社前駅に近い場所に立地していた。D51形蒸気機関車(D51 1149)〔ただし、ナンバープレートには「D51 999」と表記されている。〕とB寝台客車3両(スハネ16 2082・2606・2619)を設置し、客車を宿泊施設として使用した。客車は、それぞれ「丸山」「さくら」「はやぶさ」と命名。「丸山」は、車内の寝台を全部撤去し、畳敷きの和室に改造されていた。車両の搬入は8月に行われ彦根駅から近江鉄道の電気機関車が牽引して多賀駅(現・多賀大社前駅)まで輸送された。オープンに際して近江鉄道が発行した記念乗車券には、その様子の写真があしらわれていた。 1980年代にレストランの廃業に伴い閉鎖された。その後は同じ敷地にあったレストラン共々そのまま放置されていたが、客車は1995年(平成7年)12月に解体された。現在は機関車のみ現存しているが、荒廃している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「多賀SLパーク」の詳細全文を読む
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