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弓ヶ浜半島[ゆみがはまはんとう] 弓ヶ浜半島(ゆみがはまはんとう)は、鳥取県西端部にある半島である。弓浜(きゅうひん)半島、夜見ヶ浜半島、五里ヶ浜ともいわれる。日本の白砂青松100選に選定されている。 == 概要 == 弓ヶ浜半島は鳥取県西端部から北西に向かって細長く延びた全長約17km、幅約4kmの砂嘴で、日本海(美保湾)と中海を分け、先端部は島根半島との間に境水道を形成している。全体的に標高が低くなだらかで、山がほとんど存在しない。日本海側は長い砂浜がある。『出雲国風土記』には「伯耆の国郡内の夜見の嶋」とあり、『伯耆国風土記』の逸文には「夜見島」の北西部に「余戸里」(現在の境港市外江町付近)が存在したと記されていることから、古くは島であったと考えられている〔。その後、日野川から流れ出た土砂が堆積して半島が形成されたが、応永5年(1398年)に成立した『大山寺縁起絵巻』には弓ヶ浜半島が描かれていることから、平安時代にはすでに半島が形成されていたと言われている。 半島には米子市と境港市、日吉津村がある。砂浜には防風林として松が植樹され、松原が沿うようにして広がっている。半島の先端にある境港を中心として、漁業が盛んであるほか、半島の中を流れる人工河川、「米川」による灌漑でおよそ2000ヘクタールの農地が耕作されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「弓ヶ浜半島」の詳細全文を読む
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