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大井オートレース場(おおいおーとれーすじょう)は東京都品川区にかつて存在していたオートレース場である。 ==概要== 大井競馬場のオープンから4年後の1954年(昭和29年)に誕生し11月27日に初開催された、東京都内唯一のオートレース場である。当初は大井競馬場内で併設する予定であったが、大井競馬場の関係者がこれに反発したため断念せざるを得なくなった。〔旧船橋オートレース場は船橋競馬場のダートコースを併用していたが、馬場が荒れるなどの問題が頻発していた。〕 用地の広さの都合上、新規にダートコースを備えたレース場を建設することが困難だったため、〔当時のダートコースは1周800メートルが基本形であった。大井ほどではないが用地の広さに制限があった旧飯塚オートレース場は、1周600メートルだった。〕やむなく舗装路面の1周500メートル走路を大井競馬場の北側隣接地へ新規に建設することとなった。結果的に、大井オートレース場は史上初の舗装路を備えた、当時7つ目のオートレース場として開業したのである。〔当時は船橋・川口・浜松・飯塚の他に、柳井オートレース場と甲子園オートレース場が存在した。〕 オープン当初こそ売り上げは振るわなかったものの、その立地条件とアクセスの良さ、そしてそれ以上に、ダートとは異なる舗装路独自の魅力で、徐々に人気を拡大していった。最盛期には「ダートの川口、舗装の大井」と呼ばれ、オートレースの双璧として認知されるまでに成長していった。 1965年には東京モノレール羽田線の大井競馬場前駅も開業し、来場者数は更に向上した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大井オートレース場」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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