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大伴三依 : ウィキペディア日本語版
大伴三依
大伴 三依(おおとも の みより、生年不詳 - 宝亀5年5月25日774年7月8日))は。奈良時代貴族歌人。名は御依とも記される。大納言大伴御行の子。官位従四位下出雲守
== 経歴 ==
天平元年(729年)頃に賀茂女王より贈られた和歌の内容から〔『万葉集』巻4-556〕、神亀年間から天平年間初頭にかけて大宰帥大伴旅人とともに筑紫に赴いていたと想定される。
聖武朝末の天平20年(748年従五位下叙爵孝謙朝では主税頭三河守などを務める。
淳仁朝では仁部少輔遠江守義部大輔を歴任する一方で、天平宝字3年(759年)従五位上、天平神護元年(764年正五位上と昇進している。
称徳朝に入ると天平神護2年(766年出雲守に任ぜられて地方官に転ずる。宝亀元年(770年光仁天皇即位とともに従四位下に昇叙される。宝亀5年(774年)5月25日卒去。最終官位散位従四位下。
万葉集』に短歌4首が採録されている〔『万葉集』巻4-552,578,650,690〕。また、同集内に作品1首が収められている大伴三林〔『万葉集』巻8-1434〕を三依と同一人物とする説もある〔『万葉集略解』『万葉集代匠記』〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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