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大伴今人 : ウィキペディア日本語版
大伴今人[おおとも の いまひと]
大伴 今人(おおとも の いまひと、生没年不詳)は、平安時代初期の貴族官位従五位上出羽征夷副将軍
== 経歴 ==
備□守〔欠字。備前・備中・備後の何れか。〕赴任時、部下の同国掾・河原広法と共に大規模な治水灌漑を行い巨大な用水路を完成させた。初め百姓たちはこれを非難したが、後に大きく利益を蒙ったことからこの大水路を伴渠(大伴さんの水路)と呼び、「西門豹が生き返ったとしても出来ないことだ。」と彼を称賛したという。
また弘仁2年(811年)3月に出羽守として勇敢な俘囚300余人を率い雪の中を進軍し、奇襲により爾薩体村の蝦夷60余人を討ち獲り、武功を褒称された。翌月には征夷副将軍に任じられ、征夷将軍文室綿麻呂の下で引き続き蝦夷征討に従事した。同年12月にその功績により従五位下から従五位上に昇叙されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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