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大伴今人[おおとも の いまひと] 大伴 今人(おおとも の いまひと、生没年不詳)は、平安時代初期の貴族。官位は従五位上・出羽守・征夷副将軍。 == 経歴 == 備□守〔欠字。備前・備中・備後の何れか。〕赴任時、部下の同国掾・河原広法と共に大規模な治水・灌漑を行い巨大な用水路を完成させた。初め百姓たちはこれを非難したが、後に大きく利益を蒙ったことからこの大水路を伴渠(大伴さんの水路)と呼び、「魏の西門豹が生き返ったとしても出来ないことだ。」と彼を称賛したという。 また弘仁2年(811年)3月に出羽守として勇敢な俘囚300余人を率い雪の中を進軍し、奇襲により爾薩体村の蝦夷60余人を討ち獲り、武功を褒称された。翌月には征夷副将軍に任じられ、征夷将軍・文室綿麻呂の下で引き続き蝦夷征討に従事した。同年12月にその功績により従五位下から従五位上に昇叙されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大伴今人」の詳細全文を読む
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