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大伴兄麻呂 : ウィキペディア日本語版
大伴兄麻呂[おおとも の えまろ]

大伴 兄麻呂(おおとも の えまろ)は、奈良時代公卿大納言大伴御行の子。官位従三位参議

== 経歴 ==
天平3年(731年従五位下尾張に叙任。のち、美作美濃守と地方官を歴任し、この間天平13年(741年正五位下に昇叙している。天平18年(746年従四位下、天平20年(748年正四位下聖武朝末にかけて急速に昇進した。
天平勝宝元年(749年)7月の孝謙天皇即位に伴い参議に任ぜられると、8月に光明皇后のために紫微中台が設置された際には、長官(紫微令)の藤原仲麻呂に次いで、石川年足とともにその次官(紫微大弼)に任官し、光明皇后藤原仲麻呂を補佐した。同年11月正四位上、天平勝宝3年(751年従三位となおも昇進を続けるが、それ以降『続日本紀』に消息の記載はない。一説では天平宝字2年(758年)に謀反したともされる〔『公卿補任』〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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