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大伴友国 : ウィキペディア日本語版
大伴友国[おおとも の ともくに]
大伴 友国(おおとも の ともくに〔旧仮名遣いでの読みは「おほとものともくに」〕。生年不詳 - 持統天皇6年(692年)3月か4月)は、日本の飛鳥時代の人物である。のち宿禰右大臣大伴長徳の子とする系図がある〔宝賀寿男『古代氏族系譜集成』古代氏族研究会、1986年〕。冠位直大弐。壬申の乱の功臣。
壬申の乱の勃発時、大伴友国は大海人皇子(のち天武天皇)の舎人であった。6月24日に皇子が挙兵を決意して吉野を発ったとき、友国は皇子に従った二十数人の男の中にいた。それ以外の行動については記載がない。
乱の後、12月4日に勲功ある人を選んで冠位を増し、小山位以上をあたえたとする記事が『日本書紀』にあるので、大伴友国もこれと同じかそれ以上の位を受けたと思われる。
持統天皇6年(692年)4月2日に、持統天皇直大弐の位と賻物(葬儀の際の贈り物)を大伴友国に贈った。この日か直前に友国が死んだと考えられる。
== 脚注 ==




抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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