翻訳と辞書
Words near each other
・ 大伴吹負
・ 大伴国道
・ 大伴国麻呂
・ 大伴坂上大嬢
・ 大伴坂上郎女
・ 大伴大江丸
・ 大伴子君
・ 大伴子虫
・ 大伴安麻呂
・ 大伴安麿
大伴室屋
・ 大伴宮足
・ 大伴家持
・ 大伴宿奈麻呂
・ 大伴宿祢御行
・ 大伴宿祢犬養
・ 大伴宿禰安麻呂
・ 大伴宿禰安麿
・ 大伴宿禰御行
・ 大伴宿禰犬養


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

大伴室屋 : ウィキペディア日本語版
大伴室屋[おおとも の むろや]

大伴 室屋(おおとも の むろや、生没年不詳)は、古代日本の豪族。一般に流布している系図では大伴武以(武持・健持:たけもち)の子とされるが〔「伴氏系図」(『続群書類従』巻第182所収)等〕、世代は合わない〔武以は仲哀天皇代の人物とされる(『日本書紀』仲哀天皇9年2月5日条)〕。ほかに、武以と室屋の間に2-3代を記す系図もある〔『伴党水党並甲賀侍由緒書』(内閣文庫所蔵)では佐彦・山前の二代を、『寛政重修諸家譜』巻1142,山岡氏では健友・武季・建室の三代を記す。〕。子に・御物がいたとする系図がある〔〔『古屋家家譜』(『甲斐国一之宮浅間神社誌』資料編及び『各家系譜』所収)によると、室屋の弟に談を、子に金村・御物・若古を置く。〕。佐伯連・佐伯宿禰の祖〔『新撰姓氏録』左京神別中〕。
== 経歴 ==
允恭天皇から顕宗天皇まで5代の天皇に大連として仕えた〔『公卿補任』〕。允恭天皇仁徳天皇皇子)の代、妃の衣通郎姫のために藤原部を定める。雄略天皇2年、百済の池津媛を犯した石川楯を、来目部に命じて処刑させる。同23年8月、天皇崩御に際して後事を託され、直後に起こった星川稚宮皇子の叛乱を東漢掬と共に鎮圧。清寧天皇2年には、諸国に天皇の御名代として白髪部舎人膳夫(かしわで)・靱負(ゆげい)を置いた。武烈天皇3年天皇のに従い、役丁を徴発して城の形を水派邑(みまたのむら、現在の奈良県河合町か)に築いた(ただし、これは金村の事績とすべき)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「大伴室屋」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.