| 翻訳と辞書 |
大伴男人[おおとも の おひと]
大伴 男人（おおとも の おひと、生没年不詳）は、奈良時代の貴族。贈内大紫位・大伴馬来田の子で、子に小室がいたとする系図がある〔鈴木真年『百家系図』巻59,大伴宿禰〕。官位は従四位下・長門守。
== 経歴 ==
持統天皇7年（693年）内蔵允を務めていた際、坐贓の罪により位階を二階下げられ、典鑰の置始多久と菟野大伴（いずれも降階は一階）とともに解官された。罪状は明らかでないが、内蔵寮の倉庫から官物を盗んだものとみられる〔森田悌『天武・持統天皇と律令国家』〕。
その後、従五位下に叙爵ののち、大宝3年（703年）大倭守に任ぜられる。和銅元年（708年）衛門督を経て、和銅6年（713年）従五位上から二階昇進して正五位上に、和銅8年（715年）従四位下と元明朝末にかけて昇進した。元正朝の霊亀3年（717年）に長門守に任ぜられて以降、六国史に動静に関する記録がない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』
■ウィキペディアで「大伴男人」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
| 翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|