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元妃大氏(げんひ だいし)は、金の廃帝海陵王の妃嬪。 == 生涯 == 海陵王の生母の大氏と同じく渤海の人。武将の撻不野の娘。諸侯王時代の迪古乃(のちの海陵王)の第2娘子(妾妻)となり、長男の元寿(のちの崇王)を産んだ。 海陵王が即位すると、まず貴妃に封ぜられた。同年9月、恵妃に上った。貞元2年(1154年)、姝妃に進んだ。正隆2年(1157年)、元妃に進んだ。 婉順(しとやかですなお)であったという。海陵王が処女と交わる際、命じられて手助けもした。元妃の妹の蒲速婉は、元妃に会おうと皇宮を訪ねたところ、海陵王に暴行された。蒲速婉は姉に二度と会わなかった。 元妃のほかの妹の一人は、世宗の柔妃であった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大元妃」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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