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大分バス株式会社(おおいたバス)は、大分県中部及び南部を営業エリアとする乗合バス・貸切バス事業者である。設立は1937年(昭和12年)11月10日。本社所在地は大分県大分市金池町2丁目12番1号。 == 概要 == 1924年(大正13年)から大分市で「ヤマサ自動車」というタクシー会社を営んでいた佐藤恒彦、山中一夫の2人が1935年に大分市内のバス路線数路線を買収し、個人経営の大分バスを創業した。翌1936年に大分市と鶴崎町〔のち鶴崎市を経て現在は大分市の一部。〕を結ぶ路線を買収し、1937年に資本金10万円で株式会社として設立した〔清原芳治のコラム「風の座標軸」大分バスと大分交通 - 大分合同新聞社〕〔『大分市史』下巻(1956年)p351〕。以後、戦時体制下で大分市および大分県南部のバス事業者の吸収合併を進めた。 現在では大分市内の多くの地域と由布市(旧庄内町・挾間町域)以南の大分県全域を営業エリアとしているが、過疎地におけるバス事業を子会社の大野竹田バスおよび臼津交通に分離し、大分バス本体の営業エリアは大分市・由布市・佐伯市が中心である。他社と共同で大分市と各地を結ぶ高速バスも運行する。 1960年代から大分県内に進出した近畿日本鉄道(近鉄)の傘下に入り、近鉄グループの一員となっていたが、2005年に整理回収機構の支援による私的整理が行われ、100%の減資を行った上で新たに出資者を募ることになった。このため、近鉄との資本関係はなくなり、新たに西日本鉄道(西鉄)が2,000万円を出資し、地元企業も支援するほか、大分県も2,000万円の支援を行った。 同じ大分県内を運行する大分交通・亀の井バスとは共通回数券を発行していたが、2000年3月1日からは磁気カードとした大分共通バスカードを導入した。2010年12月から2011年度にかけて、大分共通バスカードに代わり、西鉄グループが導入しているICカード「nimoca」を「めじろんnimoca」として導入している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大分バス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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