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大分市営陸上競技場 : ウィキペディア日本語版
大分市営陸上競技場[おおいたしえいりくじょうきょうぎじょう]

大分市営陸上競技場(おおいたしえいりくじょうきょうぎじょう)は、大分県大分市の津留運動公園にある陸上競技場。施設は大分市が所有し、株式会社スポーツジョイ、大分市陸上競技協会および株式会社グリーンフジタの3団体で構成される「大分リバースタジアム」が指定管理者として運営管理を行っている。
==概要==
日本陸上競技連盟第1種公認陸上競技場。1965年の全国高校総合体育大会と1966年の国民体育大会の開催に向けて建設された。
毎年2月に開催される「別府大分毎日マラソン」と10月末頃開催の「大分国際車いすマラソン大会」のフィニッシュ地点として知られる。また、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟する大分トリニータ(旧大分トリニティ)のホームスタジアムでもあった。
トリニティ・トリニータは1996年1月、当地で行われた全国地域サッカーリーグ決勝大会に進出し、当時決勝リーグ2位までに与えられるジャパンフットボールリーグ(旧JFL)の昇格権を獲得した他、1999年J2最終節モンテディオ山形との、いわゆる「秋天の陽炎」といわれた死闘(3位に終り、当時2位までに与えられるJ1昇格権を失った)が行われたスタジアムでもある。
トリニータは2001年からホームを大分スポーツ公園総合競技場(現:大分銀行ドーム)と併用し、また2003年にJ1昇格を果たしてからは、J1の開催基準(椅子で15,000人以上、J2でも1万人以上収容の客席が必要)の問題上ホームスタジアムの指定から外された。その後は、トリニータのJサテライトリーグの試合会場として使用していた時期もある。現在はトップチームの練習場のひとつとして利用している。また日本フットボールリーグ2012年-)のヴェルスパ大分(旧・「HOYO大分」)と、九州サッカーリーグ新日鐵住金大分サッカー部のホームスタジアムとしても使用されている。
トリニータがJリーグ参戦する以前はそれ以外のチームの主管試合も行われているが、1996年8月14日に開催が予定されていたJリーグナビスコカップ予選「京都パープルサンガ - 柏レイソル」の試合が、台風12号の影響による暴風雨のため、Jリーグのリーグ戦・カップ戦を通して史上初めての開催中止となった。〔なおこの試合の代替は当競技場ではなく、8月24日万博記念競技場に会場・日程を変えて行った〕

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「大分市営陸上競技場」の詳細全文を読む



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